2025年1月号感想

突然ですが、パンシザの絵で結構変わったところって、主線の描き方かなあと思います。

原画展に出してある原稿の時代でも主線が太く、下書きの鉛筆線がはっきり残るくらいに筆圧が高いタイプの絵なんですが、後期になると主線を複数描いて斜線を入れるって描き方になります。

他人が1回で済むことを10回くらいやってるわけですね。そりゃ時間かかるわ。いやたぶんブラシとかに登録してるんじゃないかと思いますけど。

“2025年1月号感想” の続きを読む

2024年11月号感想

モンキーハンティングって高校の物理であったそうで。

そうで、ってのはわたしはやった記憶がないからです。

私立文系大学を目指す女子校の生徒に物理を教えるなど、猿回しの猿に芸を仕込むほうが楽ってもんです。ですから多分課程から省略されたんでしょうな。

気の毒なのはわたしのクラスメート。その程度なのに、親の意向で理転して医大受験させられてました。

「兄貴がバカだから! 野◯クルゼ(学生寮が付いた医大専門の学習塾。ここに入ったらたぶん自由はない)3年行って医大落ちたから! わたしに順番が回ってきた!」

医者の子どもだと親ガチャ大成功ですが、こういうハズレもあります。彼女はキレまくってました。

もちろんわたしも物理においては猿回しのサル程度の頭しかありません。そして今月の話において、音が出てきますがその物理的特性はウィキペディア読むだけで目が滑りました。つーわけで先月今月の音の話についてはわたしを信じないでください。まあ全部信憑性ないけどね。

“2024年11月号感想” の続きを読む

2024年10月号感想

24巻の感想が書いても書いても書いても書いても終わらない。なぜ。どうして。

考えてみたら単行本単位で感想書いたことなかったんですよ。

休載4年の間、毎月アイキャッチどうしようとか悩んでないで、単行本の感想書いてればよかった。

後悔はさておき10月号の感想行きます。

“2024年10月号感想” の続きを読む

2024年9月号感想

最近というか、ちょい前の戦争を見てると、901戦法がわりとリアリティ帯びてきて頭が痛い次第です。レオパルト2が東ヨーロッパ平原にいるところなんか一生見たくなかった。塹壕戦とか20世紀に置いてきた言葉だったはず。

直近はドローンが猛威ふるってるみたいですが、兵隊さんがいないと前線は維持できないようで。

“2024年9月号感想” の続きを読む

2024年8月号感想

三角関数には恨みは数々ござる。だいたいなんだよサインとかコサインとか。ちゃんと日本語使えよ。正弦とか余弦とかあるだろうが。

これで高校の時赤点をとり、そして大学行ったら父親に「お前CAD覚えろ」とか言われて資格取らされたんですよね。

このCADの資格にまた三角関数。そして1級は落としました。なにがムカつくって、それまで三角関数が出題されてたのに、わたしのときから「パソコン使うのに筆記で三角関数解くとか無駄じゃねえ?」という至極まっとうな意見が通ったらしくて消えたんですよ。過去問対策がゼロになって不合格。だいっきらい。

だいたい三角関数なんて高校でやるのは明治の御代に軍隊で使いたいから押し込んだんだ、という俗説を聞いたことがあります。ぐぐったらそんな俗説は消えてましたが、三角関数ができないと大砲は撃てません。はい本題に入りました。

“2024年8月号感想” の続きを読む

2024年7月号感想

24巻の発売が8月16日に決まったようです(講談社ページより)。角川サイバー事変もあり、無事に刊行されて欲しい限りですね。

さて今月の感想。

ラインベルカ姉こと2課長がくっそエロい。

はい待って。落ち着いて。逃げないで。まあ今更「少尉の腰のラインがいい」とか言ってるブログで逃げる人もいない気がしますが。あれ言ってなかったでしたっけ。まあいいや。

「さ 面を上げてください」の前のコマあるじゃないですか。背中出して剣を掲げてる2課長のコマ。

背中がめちゃくちゃエロイの。

「では おさらば」ってとこもそうなんですけど、筋肉がちゃんとついてて、そんでもってちゃんと女性の筋肉でエロスがあるんですよ。ただきれいなだけじゃないの。

なにもせず鍛えない女性の背中も美しいですが、2課長の背中はきちんと鍛え上げた実践的な筋肉で、しかもエロい。稀有な筋肉ですね。いやもう感動した。

これでこそ西成岩男岩永亮太郎先生ガチ復活の証拠。

しかもパワーアップして帰ってきた。

上腕二頭筋から三角筋、それから肩甲骨あたりがくっきりしてて、筋肉背中フェチなら一発堕ち確定。

絵で言うなら「目覚めさせ方を誤れば――」の、クトゥルフ神話っぽい生物(多分ダゴンだと思うけど)も迫力ありますね。筆が乗りに乗りまくってる感じです。いってるわたしが偉そうだけど。

あと今月はカウプランの「同じ考え同じ感情同じ行動を取るなら、それは自分と変わらないのではないか」という疑問にも1つの答えが出てきてますね。

2課長やコネリー、ハンクス、情報部の人間にとって『ケルビム』は今のケルビム一人。

だからこそ彼女は最初から大将と読んでたのかもしれませんが。

さて話は切り替わって、『情報の受け手』の話。

これは個人的には「ならば、今すぐ愚民ども全てに叡智を授けてみせろ」って話になるんだと思えてしょうがない。逆襲のシャアですけども。

御大こと富野由悠季氏は学生運動をやってた事がある人で、だからこそ「今すぐ」のセリフは重い。学生運動ですら言葉でわかり合うことなんてできませんでした。

まあこの手の話になると「ジョン・レノンはイマジンゆうけど、ジョンお前ビートルズ3人とすらケンカして飛び出したじゃねえかよ」という身も蓋もない意見があるわけですが。人はわかり合えない。つらい。

ただしこの作品では「わかりあえなくてもいい」という意見も都度都度出してきているので、いったいどう落としてくるのか期待しています。

2024年5月号感想

刃の上を歩くくらいきつい個人主義。今月の感想です。

はい帰ってきましたよ我らがパンシザおかえりなさいそしておめでとう!正直4年も待ってるとか正気の沙汰じゃないし迷惑そうだしそろそろやめようかと思ってましたよ。いやよかった。

“2024年5月号感想” の続きを読む