突然ですが、パンシザの絵で結構変わったところって、主線の描き方かなあと思います。
原画展に出してある原稿の時代でも主線が太く、下書きの鉛筆線がはっきり残るくらいに筆圧が高いタイプの絵なんですが、後期になると主線を複数描いて斜線を入れるって描き方になります。
他人が1回で済むことを10回くらいやってるわけですね。そりゃ時間かかるわ。いやたぶんブラシとかに登録してるんじゃないかと思いますけど。
“2025年1月号感想” の続きを読む突然ですが、パンシザの絵で結構変わったところって、主線の描き方かなあと思います。
原画展に出してある原稿の時代でも主線が太く、下書きの鉛筆線がはっきり残るくらいに筆圧が高いタイプの絵なんですが、後期になると主線を複数描いて斜線を入れるって描き方になります。
他人が1回で済むことを10回くらいやってるわけですね。そりゃ時間かかるわ。いやたぶんブラシとかに登録してるんじゃないかと思いますけど。
“2025年1月号感想” の続きを読む22巻でアリスパパが婿養子だとわかり、そりゃ跡目相続もめるわけだと思いました。大祖父の血筋をより強く引いてるのはアリスたち、娘たちです。下手するとアレンよりもエリス姐ちゃんとこの子が生まれたら血が濃いんですね。
競馬をやる人ならご存知でしょうが、血の濃さ(血量)は計算で出すことができます。
ざっくり考えたんですが、中学数学で赤点だすほど数学能力が低いのでEXCELの力を借りてみました。
まず、アリスたちの大祖父の血量を100とします。そう、ダービースタリオン方式です。
話がめんどうくさいので大祖父と祖父を同じと考えます。この場合、どうせ計算はかわんないので。すると、単純に考えてアリスの母が50。アリスたちの代では25になります。下の図参照。
話がややこしくなるので、アリスの大祖母は外からお嫁にきたと考えます。まあアリスの大祖母が身内であってもアリスやエリスたちの血が濃くなる、つまりアリス母の血を引いてないアレンが不利になるだけなので考えないことにします。
で、仮にアリスの父がマルヴィン家の血をいくらかひいていた場合を考えます。この場合、考えられる前提があります。
まあ、概念上、アリス母の兄弟(いればだけど)が50といえばいえますが、インブリードはダビスタならともかく人間はアウトです。
さすがにマルヴィン家でそれはやってないだろうと思いたい。
まず、アリス父は50以上ではおそらくない。なぜなら大祖父の娘であるアリス母が50なので、それ以上になることは考えにくい。ここでは大祖父より古い当主(大祖父の父など)はすべて100として考えることにしますが、それでも大祖父の直系である娘より血が濃い人間はいないはずです。
さて、次に考えるのはエリスとロジャー・ラーヴィンスの間に生まれる子供です。アリス父が全くマルヴィンの血を引いていない、つまり0とした場合。エリスの血量は25。対してロジャーさんは一応分家の末席みたいなもんでもマルヴィンの血は引いているはずです。5代くらい名前に本家から分家した(5代前に先祖がマルヴィン当主だった)と仮定しましょう。この場合、ロジャーさんの血量は3.125。
{エリス(25)+ロジャー(3.125)}/ 2 = エリスの子(14.0625)
一方、アレン母、つまり後妻さんがマルヴィン家の血を引いてないと0。アリス父も0とするとアレンに流れるマルヴィン家の血は0ですから、エリスの子のほうが直系を主張してもおかしくないわけです。
ちなみにソリスさんと少尉ですが、ブランバルド家、テイラー家ともにマルヴィンと親戚かどうかは明示されてないのでロジャーさん以下と考えていいでしょう。少尉の旦那が仮に伍長だとして、その子供の可能性を考えても、今後伍長の実の父親がマルヴィン家関係者であったという以外はほぼノーカンです。伍長以外に少尉が嫁ぐとか書いてるだけでもイヤですね。心が狭くてすみません。
さて、いくらなんでもマルヴィン家の血を全く引いてなくて当主になるのはおかしいだろうって話もあります。つーか流石に親戚くらいじゃないとアレンの相続に問題が起きそうです。
じゃあ、どれくらいアリス父と後妻さんがマルヴィン家の血を引いてれば、いずれ生まれてくるだろうエリスさんとこの子にアレンが血筋で勝てるのかを考えてみます。
まず、アリス父の血量が25と仮定します。アリス母とはいとこ婚の場合ですな。すると娘たちは37.5。めんどうなので下見てください。エリスの子が20.3125。アレンが12.5。
当たり前ですが、アリス父の血をいくら増やしてもあんまし意味がありません。エリスが強くなる=子も強くなる=アレン負け確定なので。
なので、後妻さんがいくらかマルヴィン家の血を引いてると考えてみます。めんどうなので、アリス父が最大と予測される25を持っていた場合、後妻さんが血量いくつ持ってたら勝てるか計算してみました。16です。16以上だとなんとかアレンが20.5なのでエリスさんの息子の20.31に勝てます。
16なんて数字はなかなかめんどくさいですが、3代前くらいの分家の子がさらに薄い分家と結婚したあたりだとなんとか達成できる数値です。
ただ、まあ、それでもやっぱり大祖父直系のエリスよりは弱いですね。この理論でいえば分家同士で結婚したほうが血が濃くなるとかいう屁理屈が通っちゃいますから。
そういうことを考えると、エリスさんとロジャーさんとこが、子供作るのをいろいろ悩むのは無理もないんだと思います。
※大祖父だと祖父の父ですが、計算がややこしくなるだけなので祖父扱いにしています。
22巻発売されましたんでタイトルを少し変えました。
思い切りネタバレなんで読みたい方だけクリックして下さい。しかしきちんと設定してあって頭が下がります。
前にTwitterで呟いたやつの仕切り直しバージョンです。
よくオペレーターがどこそこに敵出現とか言ってるけど大抵はあんまし意味がなくて単に敵出現をかっこよくしてるだけなんですが、20巻でショートの子が言ってた「C20の被疑物件、目視確認+4、音声確認+4」というのが本気で情報量がありめっちゃかっこよかったのと、アルニアトが書いてた三角形の図からグラフィアスの位置記した図が書けるんじゃないのと思ったので書き起こしてみたやつです。
作中で「C-20」とか言ってるのと各車両を照らし合わせてみたものです。20巻までのまとめがこれ。
ケルビムとジュバが見てる地図を合わせたら多分こんな感じになるんじゃないかと思います。
ただまあミスとか多分あるので寛大な心で見て下さい。図はクリックすると大きくなります。
ゆるいルールです。
※厳密なわけがない。
※隊単位で行動してるところは隊全体の戦果とする。
※装甲列車も装甲車も同一扱い。細かくするの無理だから。
※第一巻が始まった時間軸からの作中描写で確認できる撃破数とする。戦時中いれると作中で湿地帯埋め尽くすほど敵戦車潰したコマがある装甲列車がおそらく一位。書いてないところの伍長とかブランバルトさんとかも怖いことになる。
※あるとすればだが帝国の戦車撃破賞はたたき売り状態。