タイトルだけは6月末日に書いてる。わたしえらい。というかこの手をどうして思いついてなかったの。
ここまで作っといて、発売日の勘違い&Twitter企画の投稿忘れというミスをしでかしました。つらい。せっかく公式が作ってくれた機会をポカした自分が情けない。
とはいえ、気を取り直して行きます。今月感想。
ここからしばらく飛ばしていい私事
棚にあげてほっといた問題てのは結構あります。私でいえば、【パンシザ作中でいつどこでだれがなにを知ってるか】という情報のまとめを棚に上げてました。まあ、結構なネタバレですからねえ。あと、FSSの巻末に昔ついてたストーリーサーキット形式でやろうと思ってたんですけど、それもデザインがなかなかしんどい。
ここから本チャンの感想
1ページめは先月の続き。次からは、ラインベルカ少佐がスパイのシステムについて考えてますね。これ多分細胞システムですな。情報網制作システムです。
これを使ってるってことは、二課はパンシザ世界としては相当堅固に情報網を作ってるようです。銀車輪にどこまで潜り込まれてるんでしょうか。
ケルビムたちが仕組んでいた亡命計画、ビロゥズや銀車輪急進派あたりは知らなかったぽいか。それとも知っててテロが成功すると踏んでいたか。まあ王冠とグラフィアス使って負けとか普通考えねえよな。
亡命者を逃がすためにハッタリをうつ情報部。役者でないと務まらないっすな。喚き立てるミラスト国の大使と、ガーランドの通訳の対比がいい。いやぁ人間こういうとき地金が出るわ。ガーランドの通訳の顔がもうね、ああ、薄汚くてすげえいいなと。この場面が演劇なら、役者は千両舞台ですね。めっちゃすげえ顔して演じてくれそう。香川照之さんとか遠藤憲一さんとかに演じてほしい。
じゃあ録音流すわーとか言われるミラスト国大使。そりゃあまあ、エロ漫画ド定番の盗撮からのコンボなんてない時代ですもんな。そう考えるとエロ漫画も情報リテラシーに一役買っているのだろうか。
そこで声をかけたのがガーランド大使。つか、カトリエームが築いたコネがあかんことに。帰国しても大使はまず首だろうしなこれ。
そこにケルビムが爆弾落としてきました。【生命・名誉の危機にある外国人を守る権利】から儀典局長から権限ぶんどってきたと。ああ。あのときケルビムは悪魔にもなりますよと言ってるので、その時からこの結末は用意されていたんでしょう。だけど、天使が悪魔になるってそれはルシフェルだぞ部長。
いつから仕組んでいたというガーランド大使の問いと、「おかしいと思うことがあれば調べるのは当然」というケルビム。ガーランド大使は「おかしい」とはいってますが、うーん、知りたいと思うことと知る手段があれば、調べるのは別におかしくもないと思います。だって【知りたい】ってすごく強い欲望だとおもいます。知りたいから本を読む。知りたいから検索をする。
私は【知りたい】ということと【調べる】ということに関して払う労力にほぼ苦痛を感じないので、そりゃケルビムのいうことはもっともだと思うけど、まあ、【いちいち誰が調べるかボケ】という考えもわかります。
ググレカスってネタもあることだし。
こういうネタが出来る程度に調べないやつがたくさんいるということです。その目の前の箱はなんだとかよく言われますな。たかだか数分、しかも座ったまま検索するのがイヤだというやつが結構いるわけですから、更にめんどくさい上に部下の命がマッハであかん情報網作るのは正気の沙汰ではないのは確かです。
わたしも知りたがりではありますが、ちょっと命かけてまで知りたいことってのは、さすがに。
【自分を平凡だと盲信する男】……まあ、そらな。自分と他人の命秤にかけてまで知りたいことがあるかと言われると。ラスト、ベークライトで固められてそうなケルビムが出てきました。どっかでみたことあるような気がするんですけど。ベークライトで固められてるやつかなあ。
というわけで今月はここまで。情報がめっちゃ厚かったです。