2024年6月号感想

今月もパンシザが載っている。

いや、ちょっと、めまいが。

わたし女子校出身でして、大学行って一番ビックリしたことが「学校に男がいる」って事実でした。「うわ男がおる」声には出さないし当たり前なんですけどなれるのにひと月くらいかかりましたねー。

……6年女子校でこれだから4年休載の後の復活はビビりますなそりゃ。ちなみに女子校で先生やってる人が共学で教鞭取ったんですが「なんで男が教室にいるの」という感覚がぬけないそうです。そりゃ25年女子校にいりゃそうなるでしょうね。

余談はそこまでにして今月注目したいのがスプリューウェルの後輩さん。まだ名前が出てきませんね。仮称メガネくん。

死ぬ前に…

記者として――
意味のあることを…
したい… 残したい!

Pumpkin Scissors 23巻 126ページ

彼がそう行って記者証を外さなかったのが23巻での話。外すジャーナリストの心当たりがいくつかあるのでめちゃくちゃ高潔な人ですね。この話だいたいの人が高潔レベル高いですが。

ともあれ土壇場で『記者という立場に誠実であろうとした』彼にケルビムは未来を託します。いつか誰かが自分たちをさばいてくれるだろうと願いながら。

同時に『裁かれたい』と願っているハンクスたちに場面が切り替わっています。ハンクスもケルビムも同じく、『清廉な誰かに裁かれてみたい』と思ってる人なわけですね。その候補としてアリスが挙げられているわけですが、さすがにハンクスはそれが残酷だと悟っています。

先月わたしは『裁かれて許されればそれでいいのか』と書きましたが、裁かれるかれらはちゃんと自覚があるわけです。

ちなみに23巻の折り返しには次のようにあります。

宙ぶらりんの罪がある。
それを正すのは…

いつか俺を…

俺達みたいなのを裁くのは--

Pumpkin Scissors 23巻折り返し

これたぶんハンクスのことですね。折り返しポエムの人が次の折り返しに来るシステムなので、次は折り返しにハンクスが来るんじゃないでしょうか。

ケルビムを見守ってるのがラインベルカ2課長。彼女もたいがい女傑ですが、ケルビムの自己犠牲については思うところがあるようです。…まあ残り20年か30年位は今のケルビムが長じゃないとしんどいレベルじゃないですしね。

それにしても戦争も犯罪もほとほと疲れます。平和が一番だと心底思いますね。

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