24巻の発売が8月16日に決まったようです(講談社ページより)。角川サイバー事変もあり、無事に刊行されて欲しい限りですね。
さて今月の感想。
ラインベルカ姉こと2課長がくっそエロい。
はい待って。落ち着いて。逃げないで。まあ今更「少尉の腰のラインがいい」とか言ってるブログで逃げる人もいない気がしますが。あれ言ってなかったでしたっけ。まあいいや。
「さ 面を上げてください」の前のコマあるじゃないですか。背中出して剣を掲げてる2課長のコマ。
背中がめちゃくちゃエロイの。
「では おさらば」ってとこもそうなんですけど、筋肉がちゃんとついてて、そんでもってちゃんと女性の筋肉でエロスがあるんですよ。ただきれいなだけじゃないの。
なにもせず鍛えない女性の背中も美しいですが、2課長の背中はきちんと鍛え上げた実践的な筋肉で、しかもエロい。稀有な筋肉ですね。いやもう感動した。
これでこそ西成岩男岩永亮太郎先生ガチ復活の証拠。
しかもパワーアップして帰ってきた。
上腕二頭筋から三角筋、それから肩甲骨あたりがくっきりしてて、筋肉背中フェチなら一発堕ち確定。
絵で言うなら「目覚めさせ方を誤れば――」の、クトゥルフ神話っぽい生物(多分ダゴンだと思うけど)も迫力ありますね。筆が乗りに乗りまくってる感じです。いってるわたしが偉そうだけど。
あと今月はカウプランの「同じ考え同じ感情同じ行動を取るなら、それは自分と変わらないのではないか」という疑問にも1つの答えが出てきてますね。
2課長やコネリー、ハンクス、情報部の人間にとって『ケルビム』は今のケルビム一人。
だからこそ彼女は最初から大将と読んでたのかもしれませんが。
さて話は切り替わって、『情報の受け手』の話。
これは個人的には「ならば、今すぐ愚民ども全てに叡智を授けてみせろ」って話になるんだと思えてしょうがない。逆襲のシャアですけども。
御大こと富野由悠季氏は学生運動をやってた事がある人で、だからこそ「今すぐ」のセリフは重い。学生運動ですら言葉でわかり合うことなんてできませんでした。
まあこの手の話になると「ジョン・レノンはイマジンゆうけど、ジョンお前ビートルズ3人とすらケンカして飛び出したじゃねえかよ」という身も蓋もない意見があるわけですが。人はわかり合えない。つらい。
ただしこの作品では「わかりあえなくてもいい」という意見も都度都度出してきているので、いったいどう落としてくるのか期待しています。