2024年9月号感想

最近というか、ちょい前の戦争を見てると、901戦法がわりとリアリティ帯びてきて頭が痛い次第です。レオパルト2が東ヨーロッパ平原にいるところなんか一生見たくなかった。塹壕戦とか20世紀に置いてきた言葉だったはず。

直近はドローンが猛威ふるってるみたいですが、兵隊さんがいないと前線は維持できないようで。

そんな兵隊さんの中でもベテラン中のベテラン、伍長のターンが先月から続きます。

伍長本人が知らない間に転職話が進んでいきます。そりゃ伍長の戦闘経験値ってバカみたいに高いですから、実戦知ってる大佐たちなら欲しいところ。

あと、ランタン点けてないときの伍長の評価が高いのもポイント。伍長本人はイヤでしょうけど、火炎放射器戦も、カルッセルのときも、ランタン抜きの伍長がちまちま考えて準備してるんですよね。虫も殺さないような顔ですが、「火炎放射器だからタイヤをパンクさせて…」とか「装甲列車は練度低いからハサミとドアノッカーで行けそう」とか。

しかし大佐は伍長の知見より奥さんの機嫌をとったよう。まあよくある話です。定期的にミーティングして話するくらいが落とし所でしょうか。

そして今回の見所。『規律を破らず極大解釈して要求を通す』やり方と、少尉の無事がわかりました。あそこから脱出して保護されたんですね少尉。

なにより血気盛んな少尉の御顔!

おうつくしい。そしてりりしい。垂れ目なのに眉がびしっとしていて可愛さとかっこよさが同居してます。なんていうか更に一段階美しさが上がった感じ。

ふんふんしてる少尉もかわいいですが。

それはそれとして少尉は寝ろ。確かこのテロからずーっと徹夜してるはず。伍長でさえ手術で気絶してるのに。もうエイスも鎧もないしメーネ折れてるし、なにより戦闘経験値が圧倒的に足りてない。頼むから寝ててくれお願いだからでも行くんだろうなあ……。

少尉の様子を教えてくれたのは大佐です。通信中に少尉のいるポイントに中継かけてもらったとか。後ろからの光が眩しいですねそして怖い。

日没になったら戦車全部自爆するはず。もう自爆スイッチ止める術があるかどうか。

ところで連載再開以来のパンシザはキメ顔がさらにかっこよくなりましたね。ラスト1ページの大佐と伍長の顔。どちらも鼻筋ががっちり通っててイケメン度が上がってるというか、よりゲルマン系っぽいというか。ラストの伍長の顔と少尉の凛凛しいキメ顔はカードで欲しいくらい。

ていうか今までのコミックス特典全部冊子かなんかで出してくれないもんでしょうか。わたしは19巻からなんでマルヴィン三姉妹ランジェリーカットからしか持ってないんですよねー。

今月は短いですが、単行本の感想もあるのでここらへんで。

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