2019年3月号感想

突然ですが、コミックDAYSに加入しました。月マガとアフタヌーンと他いくつかの雑誌が読めてどうのこうのってやつです。さすが講談社自社アプリだけありまして、配信が早い。0時きっかりにデータが来ます。

これまで、Kindleで配信待ってたんですが、ここ3年位ずーっと15分から30分位おくれて配信されてくるんですよね。わりといらつくんで、もう30分くらいわざと見ないようにしてたんですが、そのストレスがさっぱり消えた。

ただ、前日にコミックDAYSの注意書きを読んでたら『配信は当日の零時』とかいう微妙な表現がされてたので、舐めてたんですよ。

はっ、どうせ配信は零時15分くらいだろ。

零時きっかりに配信されました。ごめんなさいコミックDAYS様。疑いました。

さて、わたくしも馬鹿ではないので先月から学びました。ギャグ漫画読んだあとにパンシザは食い合わせがわるい、と。んで、2月号から読み直しておいて3月号です。

先月、ブランバルド大佐の隣りにいるのは伍長ではないか、といったのは正解でした。そしてお前は流竜馬かと突っ込んでたんですが、目隠しの布でしたよね。あとから気づいたんですが今更おそい。まあ仮面ライダーのマフラーとか破れてて風になびく布はロマンだよね。

そして、最初からブランバルド大佐の「じゃあ自分のしたことはよかったのか?」みたいな論が始まります。とても亀甲縛りをしている人とは思えないかっこよさです。

ここで作戦を話すのかと思いきや、「作戦を行う意義」を伍長に語らせる大佐。目隠しをとって、無線通信機を見る伍長ですが、頭いいですね。コードが続いてる先を見て

「なんで話できてるんだ?」

ってちゃんとわかるわけです。私なら多分どっかにコードが続いてんだろとしか考えないすね。伍長は経験的に戦車内部も熟知してておかしいと考えたんでしょうけど。つーかコネリーが無線機みせるとか!って切れてますが、新型戦車のデータもしっかり伍長に記憶されてますな。多分音からエンジン位置と、速度と出力くらいは検討ついてそう。

そしてきちんと「学はなくとも馬鹿ではない」とコネリーが判断してました。

これまで伍長って戦闘になると頭がまわるわりには、自分に極端に自信がないのと日常パートだとぽんこつ扱いが続いてたので、果たして頭が悪いのかどうなのかわかんなかったんですがはっきりした感じです。

話を戻して、目隠しとった伍長かわいいすね。面長だし、顔の傷があってよかったタイプだ。しかもブランバルド大佐からは「うちの若いの」扱いだし。これ少尉が聞いてたら「私の!私のっ!」ってガンガン言うでしょう。

「ハンクスとはあんまし話してないけど俺とは話せてるじゃないか」みたいなことをいわれる伍長。……知らないところでハンクス課長の株が暴落。合掌。

まあ、伍長とハンクスってだめなところで似てるタイプだから、あんまし相性よくなさそうではあります。二人共、あんまし自分から他人に絡んでいく性格じゃない。

ハンクスって、「少尉に会わなかった伍長の、あったかもしれない未来」なのかなあって見てます。ハンクスが伍長に当たったように、どちらも平民出の戦場帰り。むちゃを押し付けられまくって、気がついたら課長になってたけど、若い時の理想も情熱もすりへらして。

オレルドや少尉、ステッキンみたいに他人に絡んでいく性格や、マーチスみたいに男兄弟がいて同性と距離がとれるタイプだとハンクスとは相性いいんですが、伍長はなあ。

別にハンクスと伍長とどっちが悪いとかいう話じゃないんですが、伍長はいい意味で可愛げのある性格で、上からかまってもらえる得なところあるけど、能力重視の人からみると「なんだこの自信のないやつは」ってイラつくことありそうな気がするんですよね。

しかも伍長は戸籍無し、身分無し、学無し。地頭はいいけどいちいち教えなきゃならないからオレルドやアリス、マーチスたちの手が取られる。仕事が遅れる。あるのは殺人歴、後ろ暗い秘密部隊の所属歴。あんまし部下にほしい人材じゃなさそう。

つーか、アリスを娘みたいに大事にしてるハンクスからしたら、伍長って突然娘が連れてきたどっかの馬の骨だよな。

話は変わって、伍長がコネリー相手に戦う理由を説きます。

これ、刺さった。

日頃、わたしはあんまり自分の意見やらしたいことやら放置してるんだけど、「それでいいのか」と伍長に問われた感じ。伍長がいうからこそ説得力がある。

永遠に幽霊で居続けることには耐えられなかった
--俺だって そうだ

ランデル・オーランド パンプキン・シザーズ 2019年3月号より

ゲシュペンスト・イェーガーが、「幽霊はいやだ」と明確にセリフにしたシーン。伍長の顔が描かれてないんですが、ああ、と思った。生き返って人間である、と認めたんだなあ、と。

裏を返せば、「幽霊じゃなくなった=死ぬ可能性がある」ってことでもありますが。伍長が明確に銃をかざすシーンが出てきましたが、自分の意志で引き金を引くと、殺すと、多分伍長は決めたんでしょう。

キツいので話を変えますけど少尉かわいいね!

スタイルいいよな少尉。腰細いし。と、現実逃避したところで次号へ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です