2020年1月号感想

うわあもう来年だよ。信じたくない信じない。パンシザのページ数は進んでほしいけど時間は止まれ。さて、一応ブログにタイトル画像を作っておりまして。だいたい作業を当日にやってるんですが。

それでは聞いて下さい。「今月もケルビム無双」

砲弾(推定315kg )の雨あられとかいうイヤな環境下の中、サインさせられる大使たち。まあ半分くらい脅しだから無効を言い立てることもできなくはないんですが、本質的には密造がバレた時点でもう詰んでるんですよね。やれることといったら被害額の軽減くらい。

そしてまたしてもぶっこまれてくるケルビム(当代)のエピソード。

ここにいる私は換えのきく一端末に過ぎず--
故に『ケルビム』の名を持つ者に
階級も さして意味はないのです

月刊少年マガジン2020年1月号『パンプキン・シザーズ』

カウプランシステムぶっ超えてきやがった。そういや当代は先代に育てられてましたね。候補数人と。考えるとこわいのが、これほど個を犠牲にするシステムとすると、当代のケルビムたちの身元ってどうなってんのかと。単純に考えて、自分の子供の自我を殺したい親がいるわけもない。どっかからもらわれてきたとか…。

ちなみにシューリットくんが代行やれるよと言われて置いてこられています。もっとも明日から即引き継ぎ可能とも思えないので、シューリットくんとバックアップ数人で引き継ぎやるとかそういうシステムでしょうか。

そして、「群体たる我々と違って」で思い出したのがタイトル画像に使った『ガダラの豚』のエピソード。ガダラってとこでキリストが悪霊祓いをしたときのエピソードです。

イエスは彼に尋ねた,「あなたの名前は何か」。
彼はイエスに言った,「わたしの名前はレギオンだ。わたしたちは大勢だからだ」。

マルコによる福音書 第五章第九節

引用部の「彼」ってのは悪霊のことです。このあと悪霊は2千匹の豚に入って湖で溺死します。養豚業者涙目。この節があるので、エクソシストができた経緯があるとかないとか。でも多分レギオンいうてオタクが思うのはこっちだと思う。

ガメラ2 レギオン襲来 – Trailer

録音管よこせいうてますが、もう取替えられてるんですよね。だから録音媒体は自分で用意しよう。

最後にラインベルカ二課長が突きつけてきました。「問いが二つ、言いたいことは一つ」なんだろうガチのまじでわからない。大使たちに聞かれてもいいって話なのは確かですが。記者を生かして返してやり取りを公開させるつもりかとか?

ここで年内の感想はおしまいです。あと、群体で思い出したやつ。

水槽でうようよ浮いてたなあって。綾波。

砲弾の推定315kg ってのはシャルンホルスト級戦艦の主砲からです。ウィキ調べ。

付け足し。よく考えると、ケルビムは神の乗り物だ(たしかエゼキエル書)。パンシザに置いては、『知』が神なのかもしれない。

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