2020年8月号休載

9月号予告にも『パンプキン・シザーズ』の文字はありませんでした。3月6日発売の4月号が2020年7月現在のところ最終掲載です。

仮に10月号(発売日が7日月曜日と仮定)に掲載されるとしたら、休載期間は185日となります。ガチ半年休みです。

どうでもいいけどめちゃくちゃ腕と肩痛くて、治んなかったら週末整形外科っすな。

考察小ネタ~血統表

22巻でアリスパパが婿養子だとわかり、そりゃ跡目相続もめるわけだと思いました。大祖父の血筋をより強く引いてるのはアリスたち、娘たちです。下手するとアレンよりもエリス姐ちゃんとこの子が生まれたら血が濃いんですね。

競馬をやる人ならご存知でしょうが、血の濃さ(血量)は計算で出すことができます。

ざっくり考えたんですが、中学数学で赤点だすほど数学能力が低いのでEXCELの力を借りてみました。

まず、アリスたちの大祖父の血量を100とします。そう、ダービースタリオン方式です。
話がめんどうくさいので大祖父と祖父を同じと考えます。この場合、どうせ計算はかわんないので。すると、単純に考えてアリスの母が50。アリスたちの代では25になります。下の図参照。

アリス父がマルヴィン家の人間でない場合

血統表01

話がややこしくなるので、アリスの大祖母は外からお嫁にきたと考えます。まあアリスの大祖母が身内であってもアリスやエリスたちの血が濃くなる、つまりアリス母の血を引いてないアレンが不利になるだけなので考えないことにします。

で、仮にアリスの父がマルヴィン家の血をいくらかひいていた場合を考えます。この場合、考えられる前提があります。

まあ、概念上、アリス母の兄弟(いればだけど)が50といえばいえますが、インブリードはダビスタならともかく人間はアウトです。

さすがにマルヴィン家でそれはやってないだろうと思いたい。

まず、アリス父は50以上ではおそらくない。なぜなら大祖父の娘であるアリス母が50なので、それ以上になることは考えにくい。ここでは大祖父より古い当主(大祖父の父など)はすべて100として考えることにしますが、それでも大祖父の直系である娘より血が濃い人間はいないはずです。

さて、次に考えるのはエリスとロジャー・ラーヴィンスの間に生まれる子供です。アリス父が全くマルヴィンの血を引いていない、つまり0とした場合。エリスの血量は25。対してロジャーさんは一応分家の末席みたいなもんでもマルヴィンの血は引いているはずです。5代くらい名前に本家から分家した(5代前に先祖がマルヴィン当主だった)と仮定しましょう。この場合、ロジャーさんの血量は3.125。

{エリス(25)+ロジャー(3.125)}/ 2 = エリスの子(14.0625)

一方、アレン母、つまり後妻さんがマルヴィン家の血を引いてないと0。アリス父も0とするとアレンに流れるマルヴィン家の血は0ですから、エリスの子のほうが直系を主張してもおかしくないわけです。

ちなみにソリスさんと少尉ですが、ブランバルド家、テイラー家ともにマルヴィンと親戚かどうかは明示されてないのでロジャーさん以下と考えていいでしょう。少尉の旦那が仮に伍長だとして、その子供の可能性を考えても、今後伍長の実の父親がマルヴィン家関係者であったという以外はほぼノーカンです。伍長以外に少尉が嫁ぐとか書いてるだけでもイヤですね。心が狭くてすみません。

さて、いくらなんでもマルヴィン家の血を全く引いてなくて当主になるのはおかしいだろうって話もあります。つーか流石に親戚くらいじゃないとアレンの相続に問題が起きそうです。

じゃあ、どれくらいアリス父と後妻さんがマルヴィン家の血を引いてれば、いずれ生まれてくるだろうエリスさんとこの子にアレンが血筋で勝てるのかを考えてみます。

まず、アリス父の血量が25と仮定します。アリス母とはいとこ婚の場合ですな。すると娘たちは37.5。めんどうなので下見てください。エリスの子が20.3125。アレンが12.5。

アリス父が血量25だった場合

当たり前ですが、アリス父の血をいくら増やしてもあんまし意味がありません。エリスが強くなる=子も強くなる=アレン負け確定なので。

なので、後妻さんがいくらかマルヴィン家の血を引いてると考えてみます。めんどうなので、アリス父が最大と予測される25を持っていた場合、後妻さんが血量いくつ持ってたら勝てるか計算してみました。16です。16以上だとなんとかアレンが20.5なのでエリスさんの息子の20.31に勝てます。

16なんて数字はなかなかめんどくさいですが、3代前くらいの分家の子がさらに薄い分家と結婚したあたりだとなんとか達成できる数値です。

ただ、まあ、それでもやっぱり大祖父直系のエリスよりは弱いですね。この理論でいえば分家同士で結婚したほうが血が濃くなるとかいう屁理屈が通っちゃいますから。

そういうことを考えると、エリスさんとロジャーさんとこが、子供作るのをいろいろ悩むのは無理もないんだと思います。

※大祖父だと祖父の父ですが、計算がややこしくなるだけなので祖父扱いにしています。

2020年3月号感想

ラインベルカ祭り。

こないだ中間管理職トネガワで裏垢探しとかいう悪魔の所業を描いた回がありまして、速攻ツイッターに鍵かけましたね。悪魔的所業ってよくいうけど裏垢探しほど悪魔の所業ないですよ。つーかいつも思うんですけど連帯保証人の300万円でエスポワール号乗るなら法テラス行って債務整理しますね。300万ごときで鉄骨渡りとか出来るか。

まぁ、エスポワール号乗る人なんかは鉄骨渡りやるなんて知らないから乗ったわけで、限定ジャンケンだの鉄骨渡りだのやらされるとわかってたらいさぎよーく債務整理してたと思いますよ。まぁ、世の中には債務整理して自宅を手放すくらいなら身内を殺すとかいう考えに辿り着いちゃう人もいますけど。(例・上申書殺人事件)

今回のラインベルカ課長の覚悟の話。しっかしカッケェなラインベルカ課長。およそ女の顔というよりカエルの妖怪みたいな顔してんのにめちゃくちゃカッコいい。

つうかこれ味方側キャラがやる顔じゃねえだろ。

作戦意図を変えたら今更覚悟を決めた兵達に申し訳が立たないって話ですね。まぁもう発令したからこそ頭の上で王冠の砲弾飛び交う状況でやるわけです。

正直今更いうなよやるなよ後にしろよってなりますが、むしろこういう議論って帝国では、ほぼほぼなされて来なかったんだろうなあ。

兵隊が殺人や死の恐怖に向かう覚悟みたいな話として納得したのは、「ブラックホークダウン」の著者の意見ですね。原本見つからないんで記憶で言いますがおおよそこんな感じ。

「兵隊は国家の手足であり国家の命令に従って作戦を行う。作戦で起きたことは考えない。なぜならそれは国家の責任だからだ」

国というシステム上に則って行うことであり末端の兵隊には責任を問わないという考え方です。パンシザとは真逆の世界観です。

とはいえおおよそ欧米はシステムに責任を負わせるらしくて、例えば日航機墜落事故で原因と言われる修理の失敗。

この失敗した修理をしたのはアメリカのボーイング社ですが、日本側の「誰が修理をしたのか」という求めに対してボーイング社は頑として教えないとつっぱねました。

なんでかっていうと「修理をしたのはボーイング社であり、責任は社にある。個別の社員だけに責任は求めない」から。

失敗は会社全体のものであり個人に負わせないって考え方ですね日本の上司に欲しいなオイ!

そしてラインベルカ課長の回想なのか、塹壕戦やってそうな兵士の画像がすげえ迫力。映画の『1917 命をかけた伝令』こんな感じなんでしょうね。

そういったところで今月は終わりです。

ていうか、更新したとばかり思っていた。つらい。ごめん。そして『1917 命をかけた伝令』見に行けなかった。この騒動で。

2020年1月号感想

うわあもう来年だよ。信じたくない信じない。パンシザのページ数は進んでほしいけど時間は止まれ。さて、一応ブログにタイトル画像を作っておりまして。だいたい作業を当日にやってるんですが。

それでは聞いて下さい。「今月もケルビム無双」

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2019年12月号感想

 締め切りってのはイヤなもんですね。13日に1本抱えたんで、今メンタルが死んでいます。こうなる前にやっとけばよかったんですけど、やめようと思ってたら配置が良くて頑張っています(死んだ魚の目)。9月末に救急外来行って点滴2本打つ羽目になったので命を大事にしつつ。

 では、今月の感想行きます。

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2019年11月号感想

今月、ありがたくも月刊少年マガジンに感想を掲載いただいたので、記念に紙版の雜誌も買いに行きました。
 本屋で「月刊少年マガジンありますか?」と訪ねたら店員が一言「ないですね!」
 他の本も合わせて3冊買う予定でしたが、全て違う本屋で買いました。了見がせまいです。

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