捜し物は見つかった

コミケで「夢の中へ」を流さなくなって何年でしょう。2013年廃止らしいんで、そろそろ10年経ちます。

「夢の中へ」は捜し物をする時に最適な歌だと思います。だいたい辞めたくなる時にレッツダンシングと誘ってきますから。

とはいえ、探さないで済むものならいいんですが、そうでないものは困ります。

具体的に言うと、リモコンの部品とか。

この間シーリングライトを新しく取り替える、という自分としては10年に1度くらいしかやらない大事業を成し遂げたんですが、そんときリモコンの電池を確認しました。取り替えようとして他のことを始めたのが運の尽き。

リモコンのボタンの蓋を無くしました。

たかがボタンの蓋くらいそこら辺のダクトテープで済むだろ、というメリケン精神で挑んでも無駄。なんか絶妙不可思議な技術で、そのボタンの蓋でなくてはあかんと駄々をこねるのです。

新時代の電化製品は融通が利かなくて困ります。昭和時代など、TVは殴れば治るし、昔のプリンターは「インクがなくなった」と騒ぐときには一回空の箱を出してもう一回同じのを入れてやれば「あ、まだある」と気がついて動き出したものです。

それがなんですか、最近のプリンターと来た日にはインク残量をハード側で判断して、空に近い箱を入れると「もう無い!もう無い!買え!ケチ!」とか抜かします。

ふざけんなインクは高いんだ血の一滴と思ってスポイトで吸い尽くして使え。

所有者としてはそう言ってやりたいのですが、仕方なく新しいのを買う羽目になります。

話を戻せば、たった一つの部品がないだけでリモコンが使えないわけです。勘弁してくれ。

照明にはヒモがついてるので、それを引っ張って生活してきました。昭和時代再来です。そんなときに昭和レトロを再現しなくてもいいのに。

そして、リモコンの部品一つなくして買い換えるとして、2千円もかかるわけです。2千円。

悔しいのでヒモを使ってたんですが、今日、ディスプレイの裏をのぞいたらありました。リモコンの部品が。そして今、光あれの声と共にリモコンは復活したのです。

捜し物が見つかってほんとうによかった。

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